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施工法・工事の運営管理
H農機021
ブルドーザ
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【ブルドーザ】
掘削運搬機械の1つで、トラクタの前面に排土板を取り付けたもので、土を削りながら押していく運搬兼用の機械である。
排土板の取り付け角度によって次のように分類されている。
また、クローラ式とホイール式がある。

[ストレートドーザ]
進行方向中心軸に直角に排土板を取り付けたもので、硬い土質や多量の押土に適する。

[アングルドーザ]
進行方向中心軸に対して排土板を左右60°の角度にも変えられるもので、掘削した土を斜め方向に送り出すときに用いる。

[チルトドーザ]
排土板の一端を下げて取り付けたもので、下方に傾斜した側の土を深く切り取る場合に用いる。
H農機022
ドラグショベル(バックホー)
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【ドラグショベル(バックホー)】
ショベル系掘削機械の代表的なもので、作業機は、ブーム・アームの先端にバケットを取り付けている。
硬い地盤の掘削ができ、基礎やみぞの掘削などに広く用いられる。
機体の位置する地表より低い所の掘削に適している。
旋回装置は360°旋回ができる。
H農機023
マカダムローラ
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マカダムローラ
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【マカダムローラ】
締固め機械はその締め固め機構によって主として静的圧力によるもの、振動力によるもの、衝撃力によるものに大別される。
静的圧力によるものは、ロードローラ、タイヤローラ、タンピングローラなどがあり、振動力によるものは、振動ローラ、振動コンパクタなどがある。
また、衝撃力によるものでは、ランマ、タンパがある。
ロードローラは鉄輪のローラで、道路工事の路盤やアスファルト舗装の締固めや仕上げに用いられる。
平滑な仕上がりが可能であり、ほとんどが自走式である。
ロードローラはマカダムローラとタンデムローラに分けられる。
マカダムローラは前輪(案内輪)が1個、後輪(駆動輪)が2個の車輪が配置されている(2軸3輪)。
マカダムローラは、破砕作用を必要とする場合に適しているため、砕石や砂利道などの1次転圧に多用されるが、仕上げにも用いられる。
H農機024
タイヤローラ
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タイヤローラ
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【タイヤローラ】
締固め機械はその締め固め機構によって主として静的圧力によるもの、振動力によるもの、衝撃力によるものに大別される。
静的圧力によるものは、ロードローラ、タイヤローラ、タンピングローラなどがあり、振動力によるものは、振動ローラ、振動コンパクタなどがある。
また、衝撃力によるものでは、ランマ、タンパがある。
タイヤローラは、大型低圧タイヤを並べた機械で、自走式とトラクタでけん引させる被けん引式とがある。
タイヤの内圧とバラスト(水、砂、砂利、鉄塊など)で輪荷重の変化が可能である。
被けん引式には振動機を備えたものもある。
対象となる土質はかなり幅広く、アスファルト舗装の締固めにも用いられる。
H農機025
モータグレーダ
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モータグレーダ
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【モータグレーダ】
モータグレーダは、ロードローラとともに、整地・締固め機械の代表的なものである。
モーターグレーダの構造は、土工板が上下・左右に動いたり、旋回させたりすることができるように取り付けられている。
砂利道の補修、道路・広場の整地、土の敷きならし、のり面の切取り・仕上げ、L形みぞの掘削・整形などの多くの作業に利用されている。
H農機026
アスファルトフィニッシャ
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アスファルトフィニッシャ
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【アスファルトフィニッシャ】
舗装工のアスファルト舗装に用いられる機械である。
アスファルトによる道路舗装の敷きならし、締固め、仕上げ作業などを一貫して行う機械である。
H農機027
石積
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【石積】
宅地造成・道路・鉄道など、土構造物に対する抗土圧構造物として使われている。
積み方は布積みと谷積みがあり、胴込めにコンクリートを使用したものを練積み、栗石・砕石を使用したものを空積みという。
H農機028
セメントモルタル吹付け工法
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【セメントモルタル吹付け工法】
植物が生長しにくい土質や岩で、亀裂が多く崩壊しやすいのり面に行うもので、セメントモルタルを吹き付ける工法である。
岩に亀裂が多く、急斜面のときはロックボルトで金網を固定して、その上からセメントモルタルを吹き付ける。
H農機029
コンクリート枠工法
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【コンクリート枠工法】
崩壊しやすく、わき水のあるのり面にコンクリート枠を設置し、その枠の中に石や砂利をつめたり植生をしたりして、のり面を保護する工法。


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