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水準測量
H農機041
オートレベル
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【オート(自動)レベル】
本体内部の自動補正機構によって、レベル本体が傾いても自動補正範囲内であれば、視準線が自動的に水平になる。
気泡管によって視準線を水平にするチルチングレベルなどに比べて、取り扱いが簡単で作業も迅速に行えるため、現在、使用されているレベルのほとんどはオート(自動)レベルである。
H農機042
チルチングレベル
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【チルチングレベル】
内蔵された感度の高い棒状気泡管により機械の水平を出すレベル。
機械の水平出しをするための機構として整準ねじ以外に、望遠鏡部分のみを傾ける(チルト)ためのチルチングねじをもつことからチルチングレベルと呼ばれる。
望遠鏡を覗きながら整準の確認ができ、精度がよいために高精度水準測量に使われる。
H農機043
レベルの構造と操作
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【レベルの構造と操作】
レベルの基本構造
(1)セオドライト、トランシットと同じ構造をもつ望遠鏡に対して、垂直方向に鉛直軸があること。
(2)望遠鏡と平行な位置に気ほう管があること。
(3)鉛直軸を支え、本体の水平を出すための整準台を持つこと。

オート(自動)レベルの取り扱い(操作)
(1)器械をほぼ水平になるように据え付ける。
(2)整準ねじによって円形気ほうをほぼ中央に導く。
(3)オート(自動)レベルはAの状態で視準線は水平となるので、この状態で目標点の標尺の目盛を読み取る。

H農機044
標尺(スタッフ)
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【標尺(スタッフ)】
標尺は、測点に鉛直にたて、レベルの視準線の高さを示すものさしである。
一般に最小目盛5mmで、目分量1mm単位まで読み取れる。
標尺は、固くて安定した場所に、鉛直に立てるが、標尺の前後の傾きはわかりにくいので、前後にゆっくり傾けて、観測手に最も低い値を読み取らせる。
また、標尺の継ぎ目は正しくなっているかを確認する。高い精度を求める場合や、地盤が軟弱で沈下のおそれがあるときには、標尺台を用いるとよい。
H農機045
標尺台
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【標尺台】
水準測量の作業中に標尺が移動したり、標尺の重みで沈下したりすることを防ぐために使用する金属製の台で、その大きさは標尺の底面よりやや大きく、地面に踏込んで固定するために3本の足がついている。
この台の上に標尺をのせて観測する。
H農機046
日本水準原点
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【日本水準原点】
東京湾の平均海面は仮定された面であるため、実用上固定されたものが必要になる。
そこで、東京湾の平均海面から+24.4140mの高さの日本水準原点が設置された。
この水準点の高さが、全国各地の標高のもとになっている。

   日本水準原点・・・・・・・東京都千代田区永田町1丁目1番地
H農機047
水準点(B.M.)
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【水準点(B.M.)】
水準測量のたびに、日本水準原点から測るのでは、ひじょうに不便である。
そこで日本水準原点から精密な水準測量よって標高を定めた1等水準点が、主要国道沿いに2kmごとに配置されている。
さらに必要に応じて、2等、3等水準点が設けられている。
水準点(B.M.)とは、精密な水準測量によって、高さ(標高)が決まっている点がある。
水準点は、水準測量を行う場合の基準(既知点)となる。
小地域の独立した水準測量では、その範囲内だけで通用する仮水準点(K.B.M.)を設けることもある。


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