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エンジン本体
G農機251
弁バネ
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【弁バネ】
弁ばねは、カムの形状にしたがって弁を確実に開閉するもので、弁ばね受と弁ばね受止め金によって弁棒端に取り付けられている。
サージングなどの防止のため、素材としては、ピアノ線・弁ばね用シリコンクロム鋼オイルテンパー線などの良質のばね定数の大きな内外2重コイルばねが多用されている。
また、この2重コイルは、外側と内側のばねの巻き方向は逆にしてある。
G農機252
タペット
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タペット
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【タペット】
頭弁式では、タペットは、カムの揚程を押し棒に伝える役目を果たしている。
タペットとカムの接触面の組み合わせは、摩擦を少なくするため、曲面と平面の組み合わせになっており、例えばカムが凸面カムの場合、タペットは平らなものが用いられている。
また、タペットが摩耗すると、弁の揚が小さくなるため、カムとタペットの位置をオフセットすることにより、タペットを回転させ、偏摩耗を防いでいる。
タペットの材質は鋳鉄や炭素鋼が一般的で、摩擦面は表面硬化させている。
G農機253
ロッカーアーム
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ロッカーアーム
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【ロッカーアーム】
ロッカーアームは、押し棒からの上下運動によって弁を開閉するもので、シリンダヘッドに設けられた揺れ腕軸を中心として動揺する。
材質は、可鍛鋳鉄や鋼の型鍛造品などが用いられ、揺れ腕軸との接触部にはブッシュがはめ込まれ、弁棒端に接触する部分には表面硬化処理をしている。
G農機254
プッシュロッド
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プッシュロッド
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【プッシュロッド】
プッシュロッドは、タペットの動きを、シリンダヘッドに取り付けた揺れ腕に伝えるもので、頭弁式にのみ使用されている。
材質は、軽量化のために中空の引き抜き鋼管が使用され、タペットとの接触部分は球状に、揺れ腕側は球面座に加工している。
G農機255
バルブ
クリアランス
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【バルブクリアランス】
機関の温度上昇により、弁棒が熱膨張すると、揺れ腕の先端と弁棒端が接触して弁の突き上げをおこし、ガス漏れを生じる。
この突き上げを防ぐため、閉弁時の弁棒端と揺れ腕との間にわずかなすきまをもうけるが、このすきまをバルブクリアランス(弁すきま)という。
バルブクリアランスは、機関により基準値が決められており、弁すきま調整ねじで調整できる。
G農機256
側弁式
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【側弁式】
側弁式は、ピストン・シリンダと並列して弁が配置された機関である。
カムによってタペットが押し上げられて弁が開き、ばねの力で閉じる方式である。
弁機構が簡単であるため、農業用の小形機関に多く利用されている。
G農機257
頭弁式
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【頭弁式】
頭弁式は、クランク軸の回転をカム・タペット・プッシュロッド(押し棒)を経由してロッカアーム(揺れ腕)に伝え、ロッカアームの一端で弁を押し開く方式である。
弁機構が複雑になる欠点もあるが、高圧縮に適し、吸気・排気をしやすいという利点がある。


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