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作業機
G農機181
はつ土板プラウ
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【はつ土板プラウ】
耕うん作業には耕起と砕土があり、土の上層と下層の天地返しによる耕起だけの作業を反転耕といい、土を細かく砕きながらまぜることによる、耕起と砕土を兼ねた作業をかくはん耕という。
はつ土板プラウは、土の反転能力にすぐれた耕うん作業用機械で、り体の方向により、方向が固定されている単用プラウ、方向変換が可能な双用りに分けられる。
また、り体の数により、1個のものを一連プラウ、2個以上のものを多連プラウという。
はつ土板プラウは、土の性質に合わせた形や大きさのものが使用され、通常は鋼製であるが、土の付着防止に合成樹脂板を使ったものがある。
作業の特徴としては、土の反転性がよく、土塊が大きく、土塊間のすきまも大きいため、乾土効果が大きい。
また、すきと同様に耕うん性や耕うん状態には優れているが、作業能率はあまり良くない。
G農機182
ロータリ
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ロータリ
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【ロータリ】
ロータリは、耕うん作業用機械の代表的なもので、耕起と砕土を兼ねたかくはん耕に用いられる。
トラクタの専用駆動軸やPTO軸に取り付け、動力で回転させて耕うん作業を行うものである。
ロータリは、1本の耕うん軸に多数の耕うんづめを取り付け、毎分150〜400rpmで回転させ、土を切削する。
目的の耕うん状態にあわせ、各種の耕うんづめを使い分ける。
特徴としては、耕うん状態、能率はよいが、耕うん性があまりよくないという欠点がある。
G農機183
ロータ
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【ロータ】
ロータリが乗用トラクタのPTO軸からの動力で耕うん作業を行うのに対して、ロータは歩行用トラクタの車軸に車輪のかわりに取り付けて、走行と耕うん作業を同時におこなうものである。
歩行用トラクタのなかでも比較的小形のものに用いられる。
作業原理は、トラクタのハンドルを押し下げて、機体後部の抵抗棒を土中にくい込ませて抵抗を増し、ロータをスリップさせることによって耕うんする。
ロータの形状により、花形ロータ、かご形ロータなどがある。
G農機184
たい肥散布機
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たい肥散布機
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【たい肥散布機】
マニュアスプレッダは、畑作用作業機械のうち、施肥機に分類される機械である。
たい肥箱に積み込まれたたい肥が、台車に取りつけられたたい肥送り装置によって、機体後部に送られ、さらに、そこで打ちほぐされながら散布部に送られて散布される。
トラクタのPTOで駆動するものと接地輪の回転力で駆動するものとがあるが、能率や散布精度の面からPTO駆動のものが多く利用される。
G農機185
ばらまき機
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【ばらまき機】
播種機(たねまき機)は、作物の種類および栽培法によって、点まき機(プランタ)、すじまき機(ドリル)、ばらまき機(ブロードキャスタ)の3種類に分類されている。
牧草・緑肥作物種子の播種や粒状肥料の散布など、ほ場全面へのばらまきに使用される機械である。
ばらまきの仕組みは、ホッパから落下した種子を回転する羽根車ではねとばすものである。
また、種子の覆土はハローやカルチベータなどの別の作業機で行われる。
G農機186
田植機
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田植機
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【田植機】
田植機は稲作用作業機械のなかで、苗の移植をする特に重要な機械である。
田植機には、根に床土のついた苗(土付き苗)を用いるものと土を取り除いた苗を用いるものがあるが、日本で使用されているものはすべて土付き苗方式である。
田植機は、植付け装置・苗供給装置・マット移動装置・走行装置・支持装置・原動機・動力伝達装置から構成されている。また、歩行用と乗用の2種類がある。
K農機187
動力噴霧機
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【動力噴霧機】
動力噴霧機は、防除機としてもっともひろく用いられている機械である。
噴霧原理は、エンジンでポンプを駆動し、薬液に圧力を加えることにより、噴口から霧状にして薬液を噴出させるものである。
動力噴霧機には、作業者が背負って噴霧する背負い式動力噴霧機、運搬可能な台の上にポンプと原動機を取り付けた可搬式動力噴霧機、散布装置一式をトラクタに直接装着する搭載式動力噴霧機などの種類がある。
K農機188
バーチカルポンプ
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バーチカルポンプ
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【バーチカルポンプ】
バーチカルポンプは、円筒のケーシング中心下部に取り付けられた羽根車の回転によって、水をケーシング上部の吐き出し口へ押し上げるポンプである。
低揚程のポンプなので、通常は小規模のかんがいに利用される。
簡単な構造で、取扱いも容易であるが、ケーシング最下部のストレーナ兼吸水口が詰まらないように注意が必要である。
K農機189
スプリンクラ
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スプリンクラ
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【スプリンクラ】
スプリンクラは水管理用機械のうち、散水かんがいに用いられる装置で、水圧でスプリンクラ頭部を自動的に回転させながら散水を行う。
一般には野菜や果樹などの畑地の散水に用いられている。
スプリンクラ散水の利点は、傾斜地でも土壌浸食などの恐れが少ないことや農薬散布などに利用できる点であるが、逆に飛散や蒸発などによる損失が大きいという欠点もある。
スプリンクラは、ノズル・配管・ポンプおよび原動機などからなり、ポンプを駆動して、かんがい水を幹線用の送水管に送り、さらに散水管からわかれた立ち上がり管を通してノズルから散水する。
K農機190
バインダ
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【バインダ】
穀類収穫機には、イネ用のコンバインやバインダ、ダイズ用のビーンハーベスタ(ダイズ収穫機)、トウモロコシ用のコーンハーベスタ(トウモロコシ収穫機)などがある。
我が国では、稲作が中心であることから、コンバインとバインダが多く用いられている。
バインダは、イネの収穫作業のうち、刈り取りと結束作業を同時に行う収穫機である。
株引きおこし装置、刈取り部、結束部、走行装置から構成されている。
エンジン出力は2〜4kWと小さいが、作業能率は1条用で7a/h、2条用で14a/h程度で、作業性能はよい。
K農機191
コンバイン
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【コンバイン】
穀類収穫機には、イネ用のコンバインやバインダ、ダイズ用のビーンハーベスタ(ダイズ収穫機)、トウモロコシ用のコーンハーベスタ(トウモロコシ収穫機)などがある。
我が国では、稲作が中心であることから、コンバインとバインダが多く用いられている。
コンバインは、稲作の収穫作業のうち刈取り・脱穀・選別などの作業を同時に行うことができる。
穂先の部分だけを脱穀部にかける自脱コンバインと、桿全体を脱穀部にかける普通コンバインがある。それぞれに特徴があり、自脱コンバインは穀粒損失が少なく脱穀性能もよい。
普通コンバインは作業能率が高く、イネをはじめとして適応作物の範囲がひろい。また、作業時間は従来の1/4程度に短縮された。
K農機192
テンパリング
乾燥機
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【テンパリング乾燥機】
収穫されたままの穀物の含水率は高く、穀物の水分は、その穀物の貯蔵性、加工性、品質に大きな影響を与えるため、適度に乾燥させることが必要である。
もみに例をとると、一般に収穫時の水分は21〜27%で、これを乾燥して14.5〜15.0%に下げる。
これらの乾燥に用いられるのが穀物乾燥機である。
穀物乾燥機は、熱利用方式の違いによって熱風乾燥機と常温通風乾燥機があり、穀物の取り扱い方法によって回分式と連続式に分類される。
また、回分式は、乾燥中にもみが静止しているか循環しているかによって、静置式と循環式に分けられる。
循環式乾燥機は、その名の通り、もみを循環させながら乾燥を行うもので、熱風による乾燥部と、穀粒内部の水分を表面に移動させるテンパリング部から構成されている。
このため、テンパリング乾燥機とも呼ばれている。
K農機193
もみすり機
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【もみすり機】
もみすり機は、もみからもみがらを取り除き、玄米を取り出す機械で、脱ぷの方法によって摩擦式・衝撃式、選別の方法によって万石式・動揺式・ロータリ式・空気流式に分けられる。
ゴムロールを用いた摩擦式のものが多く利用されている。
ロールのすき間を狭くすると脱ぷ率はよくなるが、狭くしすぎると処理能力が低下したり、玄米に傷をつけるなどの問題が出てくる。

※脱ぷ(率)
  もみからもみがらを取り除くことを脱ぷといい、ゴムロール1回通過で脱ぷされる玄米の割合を脱ぷ率という。
    
K農機194
モーア
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【モーア】
モーアは、牧草を刈り取るだけの機能を備えた機械で、刈り取りの機構によって、フレールモーア、ロータリモーア、レシプロモーアに分類されている。

[フレールモーア]
水平軸にL字状またはカップ状の刃(フレール刃)を取り付けた構造で、この刃の回転で草をたたき切る。
取り扱いが容易であという利点もあるが、不均一な刈り取り状態や土砂の混入などの欠点も多い。

[ロータリモーア]
水平に回転する刈り刃が、1〜6個並列に取り付けられており、回転軸が円筒状のものをドラムモーア、円板状のものをディスクモーアと呼ぶ。草の詰まりがなく、高速で作業できる利点があるが、逆に高速回転による石の飛散などの危険が欠点となる。

[レシプロモーア]
往復運動をする刈り刃で、牧草を刈り倒していく草刈り機である。
牧草の切り口がきれいで、刈り取り状態も均一であるという利点があるが、草詰まりをおこしやすいという欠点もある。
K農機195
ヘイテッダ
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【ヘイテッダ】
乾燥を促進させるために、刈り取った牧草を反転・拡散する機械である。
最近では、反転・拡散した牧草を取り入れやすいように、帯状に集草する機械であるヘイレーキの作業を兼用できる機械が多く、テッダレーキと呼ばれている。
構造の違いにより、横軸回転形(円筒形サイドレーキ)、たて軸回転形(ジャイロテッダレーキ)、ベルト形、回転輪形(ホイール形サイドレーキ)などがある。
K農機196
ヘイレーキ
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【ヘイレーキ】
反転・拡散した牧草を取り入れやすいように、帯状に集草する機械である。
最近では刈り取った牧草を反転・拡散するヘイテッダの作業を兼用できる機械が多く、テッダレーキと呼ばれている。
構造の違いにより、横軸回転形(円筒形サイドレーキ)、たて軸回転形(ジャイロテッダレーキ)、ベルト形、回転輪形(ホイール形サイドレーキ)などがある。
K農機197
ヘイベーラ
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【ヘイベーラ】
帯状に集められた乾草をひろいあげながら、強く圧縮してこん包する機械である。
乾草の品質劣化の防止や取り扱いの利便性・貯蔵空間の縮小などを目的として用いられる。
機械の構造や圧縮法などの違いで、タイトベーラ、ルーズベーラ、ロールベーラの3種類がある。


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