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ディーゼルエンジン
G農機121
燃料噴射ポンプ
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【燃料噴射ポンプ】
火花点火機関(主にガソリン機関)が気化器と電気点火装置によって着火するのに対し、圧縮点火機関(ディーゼル機関)は燃料噴射装置によって燃料を霧状に噴射して自然着火させる。
この燃料噴射装置が、燃料噴射ポンプ・燃料噴射弁・燃料タンク・燃料供給ポンプ・燃料フィルタ・調速機構などから構成されている。
燃料噴射ポンプは、10〜100MPaの高圧で燃料を燃料噴射弁に供給する装置であり、その構造の違いによりディッケル形・ボッシュ形・分配形などがある。

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燃料噴射弁
とグロープラグ
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【燃料噴射装置】
火花点火機関(主にガソリン機関)が気化器と電気点火装置によって着火するのに対し、圧縮点火機関(ディーゼル機関)は燃料噴射装置によって燃料を霧状に噴射して自然着火させる。
燃料噴射ポンプ・燃料噴射弁・燃料タンク・燃料供給ポンプ・燃料フィルタ・調速機構などから構成されている。

[燃料噴射弁]
燃料噴射弁は、燃料噴射ポンプで高圧にした燃料を燃料高圧管から供給され、この燃料を燃焼室に噴射する装置である。
燃料噴射弁は、シリンダヘッドに取り付けられており、燃料もどし管により潤滑に使った燃料を燃料タンなどにもどす機能も備えている。
また、噴射方法や燃焼室の形態などにより、直接噴射式・予燃焼室式・過流室式などがある。

[グロープラグ]
グロープラグ(予熱プラグ)は、燃焼室に副室を設けている予燃焼室式や過流室式に用いられることが多く、その名の通り、予熱をする装置である。
副室式の場合、単室式に比べ、空気との混合がよいことや噴射圧力が小さいなどの長所があるが、逆に始動がやや困難である。
そのため、グロープラグで予熱することにより、始動をよくしている。
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プライミングポンプ
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【プライミングポンプ】
圧縮点火機関(ディーゼル機関)においては、燃料フィルタや燃料管に空気がはいると燃料噴射弁内の燃料圧が高くならず、燃料が噴射れない。
そこで、空気抜き(プライミング)を行う装置がプライミングポンプである。
プライミングは、始動電動機を用いて行う場合もある。
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調速機
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調速機
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【調速機】
調速機は、機関の回転数に応じて燃料噴射弁のコントロールラックの位置を自動的に調整し、安定した運転と許容最高回転数の制限を行う装置である。
ディーゼル機関においては、吸入空気量は一定で、燃料の噴射量を増減して機関の運転状態を制御しているため、調速機は非常に重要な役割を担っている。
遠心式調速機と空気式調速機の2種類がある。

[遠心式調速機]
加速ペダルとコントロールラックがリンク機構で連動して、燃料噴射量を調節している。
[空気式調速機]
加速ペダルによって機関の吸気管絞り弁の開度を加減し、ベンチュリ管におこる圧力の変化を利用してコントロールラックを動かし、全回転速度にわたって燃料の噴射量を増減している。
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送出し弁
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送出し弁
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【送出し弁】
燃料噴射ポンプのうち、小型化が可能な、一本のプランジャから各シリンダに燃料を分配圧送する分配式ポンプの一部分である。
送出し弁の名前の通り、燃料噴射ポンプから燃料噴射弁に燃料を送出すための弁である。
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燃料の送り出し
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【燃料の送り出し】
燃料の送り出しは、基本的には、プランジャ下端がプランジャばねや調整ねじ・タペットなどを介してカム(軸)と連動しており、カムの回転によってプランジャが上下する(往復運動)ことによって行われている。
また、プランジャには傾斜みぞがあり、このみぞの位置を変えることにより、燃料の吸入量やもどり量を調整できるようにしている。
この燃料送り出し量の調整は、燃料調節棒(コントロールラック)を左右に動かすことにより、これとかみ合っているコントロールビニオンの動きとコントロールスリーブによって、プランジャの傾斜みぞの位置を変え、プランジャがプランジャバレルにある吸入口を閉じる距離を変化させて調整している。
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プランジャ
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燃料調節棒と
コントロール
ビニオン
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【燃料の送り出しの基本部分】
[プランジャ]
燃料噴射ポンプにおいて、燃料を直接送り出す部分がプランジャである。
代表的な燃料噴射ポンプである、ボッシュ形燃料噴射ポンプにおいては、このプランジャのの外側に、それを包むようにプランジャバレルがあり、このプランジャバレルには、燃料調節のために、燃料吸入口(もどり口)・コントロールスリーブ・コントロールビニオンなどが備えられている。

[燃料調節棒]
コントロールビニオンとかみ合って燃料調節を行っているのが、燃料調節棒(コントロールラック)である。

[コントロールビニオン]
プランジャバレル外周に取り付けられたギヤであり、燃料調節棒とかみ合ってプランジャバレルを回転させる。

[コントロールスリーブ]
プランジャバレルの最下部に切られたみぞで、燃料調節棒からコントロールピニオンに伝えられた動きを受け、プランジャを回転させる働きをしている。

[プランジャバレル]
プランジャ胴とも呼ばれている。


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