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工具類
F農機001

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【両口スパナ】
スパナとは、六角や四角のボルト・ナットの締め付けや取り外しに使用する工具である。
同じ目的の工具にレンチがあるが、明確な区別はない。
スパナの口幅と相手の六角ボルト・ナットとのサイズは、互いに決まっている。
よって、スパナの表示を読むか、直接当てることによって適切なサイズを選ぶが、目測を養うことも重要である。
スパナと六角ボルト・ナットとは、2点でしか接していなため面幅の寸法差が大きければ大きいほど、六角形のかどが変形しやすくなる。

[注意]
  ○スパナは口の奥まで差し込むこと。
  ○ボルト・ナットに対して斜めにかけないこと。
  ○2丁をつないで使用しないこと。
  ○ハンマでたたいて使用しないこと。

[分類]
  口数による分類…片口、両口
  全長による分類…スタンダード、ロング、ショート
  用途による分類(特殊品)…タペットスパナ、イグニッションスパナ、片目片口スパナ
F農機002

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【モンキレンチ(アジャストレンチ)】
頭部がボルト・ナットの幅に自由に調節できる工具であり、その頭部が猿の頭に似ていることから、このように呼ばれている。
また、一般的には6種類のサイズがある。
モンキレンチは、下あごの根本にあるウォーム(調節ねじ)を親指で回すことにより、相手の六角ボルト・ナットのサイズに口幅を調節し、締め付けや取り外しを行うことができ、スパナ同様の目的で使用する。

[注意]
 ○下あごの方向に回すこと。
 ○ボルト・ナットを口の奥まで入れること。
 ○締め付け面に対して水平にセットすること。
 ○ハンマの代用などに用いないこと。
F農機003

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【めがねレンチ】
ボルト・ナットの締め付けや取り外しに使用する工具で、スパナと同様の役目を果たすことができる。
スパナとの最大の違いはボルト・ナットを全周で包む点で、六角・十二角の角度が正確であれば6カ所で力を受けることができる。
また、頭部に対する柄部の角度は、使いやすいように3種類に分類に分類されている。
スパナと異なり、ボルト・ナットの上側から口をはめ込むため、外れる危険性が少なく、安全性が高い。

[注意]
 ○ボルト・ナットの二面幅に合ったサイズを用いること。
 ○手で手前に引くように操作をすること。
 ○ボルト・ナットに対し水平にかけること。
 ○ハンマ等でたたいたりしないこと。

F農機004

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【プライヤ】
機械・工具や材料に対して、はさむ、くわえる、切る、曲げるなど、多目的に使用できる工具である。
はさんだり、くわえたりする場合には、小さい物は先端を用い、大きい物は口の開きを大きくして、結合部寄りのギザギザ部分を用いる。
また、線材を切ることもできるが、細い線や軟らかい線を切る場合には適さない。
ボルト・ナットを回すことも可能だが、ボルト・ナットの頭部を傷つけやすいので、できる限り専用工具を用いること。

[種類]
 ○コンビネーションプライヤ
 ○ウォータポンププライヤ
 ○スナップリングプライヤ
 ○バイアスプライヤ
F農機005

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【ドライバ】
小ねじをねじ込んだり、抜き取ったりする工具で、刃先の形状によりマイナスドライバとプラスドライバに分類される。
ドライバをネジみぞに対し垂直に奥まで差し込み、握りをしっかりと持ち、力を加えて締め付けたり緩めたりする。

[種類]
  ○絶縁ドライバ(握り部分がプラスチック)
  ○電工ドライバ(握り部分が大きい)
  ○普通ドライバ(軸が握り部分の途中まで埋め込み)
  ○貫通ドライバ(軸が握り部分の先端まで埋め込み)
  ○割柄ドライバ

[注意]
  ○ネジみぞに正しく一致するドライバを用いる。
  ○専用のもの以外はハンマなどでたたかない。
  ○てこやタガネの代用として用いない。
F農機006
グリースガン1
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グリースガン2
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【グリースガン】
各種機械のグリースニップルにグリースを注入するための工具である。
グリースを押し出す方式により、ストレート式とチャック式に分類される。
グリースガンのノズルをグリースニップルに正しく装着した後、ハンドルを押すことにより、グリースがニップル内に注入される。
正しく装着されていない場合、グリースが外に漏れてしまうことがあるので、注意を要する。
F農機007
プーリ抜き1
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プーリ抜き2
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【プーリ抜き】
プーリをシャフト(軸)から抜き取るときに用いる工具である。
一般的に機械式と油圧式の2種類があるが、農業機械分野においては、機械式が広く用いられている。
プーラともいう。
抜き取りたいプーリに、プーリ抜きの爪をしっかりとかけ、プーリ抜きの中央にあるネジを回し進め、シャフトの中央にネジの先端を押し当て、安定させる。
次に、めがねレンチなどを用いてネジをさらに回し、プーリを抜き出す。

[注意]
  ○プーリ抜きの爪を確実にかける。
F農機008
パイプレンチ1
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パイプレンチ2
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【パイプレンチ】
パイプをはさんだり、回したりするための専用のレンチである。
歯の部分は深い溝によりガタガタになっているため、丸いパイプをしっかりとくわえて回すことができる。
調節ナットを回すことにより、調節ジョウを動かし、口径をパイプの口径に合わせ、パイプをくわえる。
また、調節ナットはスプリングによって押しつけられているので、滑ることなくパイプをくわえることができる。

[注意]
  ○ハンドルバーを急激に回さない。
  ○片手でなく両手で操作する。
F農機009

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【ソケットレンチ】
スパナ・めがねレンチなどと同様に、ボルト・ナットの締め付けや取り外しに用いる工具である。
ソケットはボルト・ナットを全周で包み込むので、六ヶ所で力を受けることができ、大きな力で締め付けることができる。
また、ボルト・ナットを傷つけない利点もある。
ボルト・ナットに適したサイズのソケットを柄に装着し、ボルトやナットに対して垂直に根本まで差し込み、締め付けまたは取り外しを行う。
特に大きな締め付けトルクが必要な場合やスパナ・めがねレンチが使用できない場所などに用いる。
ボックスレンチ(ソケットと柄を固定したもの)、ラチェットレンチなどの種類がある。

[注意]
オーバートルクにより、ボルトをねじ切ったりしないように注意する。



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